施術NGな人

キャビテーションは高い痩身効果を期待することができ、深刻な副作用や後遺症の心配が基本的にないということで人気を集めている痩身治療法です。いまから受けてみたいと思った人もいるでしょうが、だれでも受けることができる治療法ではありません。なかには治療を拒否されてしまう人もいる点に、気をつけなくてはいけません。

治療を受けることが不可能な人は、お腹のなかに赤ちゃんがいる人、臓器移植の経験がある人、心臓の病気があるかペースメーカーを使用している人、皮膚トラブルがある人、血液の病気や糖尿病かこうした病気と関係のある薬剤を使用している人です。また、月経中の人や子宮の病気がある人は、お腹のキャビテーションはしないことが推奨されていますし、ケガや火傷などを負っているところにキャビテーション治療を行うことも、悪化のリスクがあるためやめておくことが推奨されています。そのほか、摂食障害を起こしている人や骨が脆弱化している人も、治療では危険がともなう可能性があります。

治療NGな人や治療のうえで注意が必要な人がキャビテーション治療を受けると、深刻なトラブルを起こすリスクがあります。医療機関では自分の健康状態などは包み隠さず伝え、安全に治療を受けることが大切といえるでしょう。

副作用

キャビテーションはメスで体を切開したり、薬剤の投与が行なわれたりすることがありません。このような理由で、深刻な副作用を引き起こしたり、深刻な後遺症が残るリスクがないのは基本的に、キャビテーションの魅力の一つです。

ただ、深刻な問題を招く心配がないだけであり、なにもトラブルが発生しないということではありません。キャビテーション治療が終わったあとには筋肉痛に似た痛みやしびれの症状が一時的に起こることはありますし、ほかにも気になるトラブルが起こり得るといわれていることに、今後キャビテーション治療を受けたいと思っている人は注意が必要です。

具体的には、キャビテーション治療で使用されている機器の金属音が、治療後にまで耳に残ることがあるほか、胃の調子が悪くなったり、お腹を下してしまったりすることがあります。胃腸症状を避けるためには、施術の前と後の1時間は食事を摂らないようにすることが推奨されています。また、細胞から溶け出た脂肪はいったん肝臓にいって分解され、体外へと排出されるという過程をたどるため、肝臓にかかる負担を軽減することを目的に、施術のあとには飲酒や喫煙、脂肪分や糖分の摂取を控えるようにすることが大切です。

そのほか、余分な脂肪が多い人が治療を受けると、皮膚のたるみが起こる可能性があります。このトラブルを避けるためには、医療機関のたるみ治療を組み合わせたり、ボディクリームで皮膚にハリを出すようにしたりと、対策を行なう必要性が出てくることがあります。

効果

ぜい肉に超音波を照射することにより、余分な脂肪の細胞膜が破壊され、膜の内部に存在する脂肪が体内に溶け出し、老廃物として血液やリンパに乗り、体外に排出されるのがキャビテーションのしくみです。余分な脂肪を除去していくことで、痩身効果が得られる治療方法です。

手のひら2枚ほどの照射範囲で、ウエスト、太もも、二の腕などの部分やせに向いているほか、かたく凸凹の見た目になり、落とすのが困難なセルライトの除去にもキャビテーションは効果的です。さらに脂肪細胞を壊すことにより、細胞の数自体を削ることが可能で、リバウンドしにくい方法でもあります。施術が行なわれているあいだの痛みは感じず、メスは不使用、薬が投与されることもないという理由で、痩身治療である脂肪吸引や脂肪溶解注射などと比較して患者の不安が少なくて済むという魅力もあります。

一回の治療は15分前後とスピーディに行なわれ、複数の部位の治療を同時にすることが可能です。治療が終わったあとには筋肉痛に似た痛みやしびれなどの症状が起こることがあるものの、日常生活に支障をきたすようなことにはなりませんし、ダウンタイムがないため治療後にはすぐ家に帰ることも可能で、普段どおり暮らすことが可能です。効果の実感までには少なくとも5回ほど定期的にキャビテーション治療を受けなければいけないとされており、1週間に1~2回のペースで治療を受けに行くことが推奨されています。

痩身エステと病院の違い

痩身エステのメニューを取り入れているエステティックサロンやクリニックなどの医療機関で施術が行なわれているキャビテーション。サロンと病院で導入されているキャビテーションはまったく同じものなのでしょうか?

脱毛にもクリニックにおける医療レーザー脱毛や、サロンにおけるフラッシュ脱毛と種類がわかれていますが、医療レーザー脱毛をサロンが行なうことは法律によって認められていません。医療レーザー脱毛は医療行為であり、非医療機関であるエステティックサロンが使用することは許されない行為なのです。これと同じようなことがキャビテーションにもあり、クリニックで行なわれている細胞の膜を壊すことによって脂肪を除去していく施術は医療行為であり、専門知識のある医師でなければ行なうことができません。エステティックサロンで実施されているキャビテーションは、皮膚の引き締めなど肌のケアをほどこすことを主目的として行なわれています。すでに述べた細胞の膜を壊して脂肪を除去していく施術をサロンが行った場合は法律に反する行為であり、トラブル発生時に適切な対処を行うことができないため、気をつけなくてはいけません。

以上のことから、キャビテーションでスリムになりたいという場合には、医療機関で施術を受けることが大切です。このサイトではキャビテーションの効果などの情報を提供させていただきますので、この施術法に興味のある方は別のページの内容もぜひチェックしてみてください。