副作用

キャビテーションはメスで体を切開したり、薬剤の投与が行なわれたりすることがありません。このような理由で、深刻な副作用を引き起こしたり、深刻な後遺症が残るリスクがないのは基本的に、キャビテーションの魅力の一つです。

ただ、深刻な問題を招く心配がないだけであり、なにもトラブルが発生しないということではありません。キャビテーション治療が終わったあとには筋肉痛に似た痛みやしびれの症状が一時的に起こることはありますし、ほかにも気になるトラブルが起こり得るといわれていることに、今後キャビテーション治療を受けたいと思っている人は注意が必要です。

具体的には、キャビテーション治療で使用されている機器の金属音が、治療後にまで耳に残ることがあるほか、胃の調子が悪くなったり、お腹を下してしまったりすることがあります。胃腸症状を避けるためには、施術の前と後の1時間は食事を摂らないようにすることが推奨されています。また、細胞から溶け出た脂肪はいったん肝臓にいって分解され、体外へと排出されるという過程をたどるため、肝臓にかかる負担を軽減することを目的に、施術のあとには飲酒や喫煙、脂肪分や糖分の摂取を控えるようにすることが大切です。

そのほか、余分な脂肪が多い人が治療を受けると、皮膚のたるみが起こる可能性があります。このトラブルを避けるためには、医療機関のたるみ治療を組み合わせたり、ボディクリームで皮膚にハリを出すようにしたりと、対策を行なう必要性が出てくることがあります。

効果

ぜい肉に超音波を照射することにより、余分な脂肪の細胞膜が破壊され、膜の内部に存在する脂肪が体内に溶け出し、老廃物として血液やリンパに乗り、体外に排出されるのがキャビテーションのしくみです。余分な脂肪を除去していくことで、痩身効果が得られる治療方法です。

手のひら2枚ほどの照射範囲で、ウエスト、太もも、二の腕などの部分やせに向いているほか、かたく凸凹の見た目になり、落とすのが困難なセルライトの除去にもキャビテーションは効果的です。さらに脂肪細胞を壊すことにより、細胞の数自体を削ることが可能で、リバウンドしにくい方法でもあります。施術が行なわれているあいだの痛みは感じず、メスは不使用、薬が投与されることもないという理由で、痩身治療である脂肪吸引や脂肪溶解注射などと比較して患者の不安が少なくて済むという魅力もあります。

一回の治療は15分前後とスピーディに行なわれ、複数の部位の治療を同時にすることが可能です。治療が終わったあとには筋肉痛に似た痛みやしびれなどの症状が起こることがあるものの、日常生活に支障をきたすようなことにはなりませんし、ダウンタイムがないため治療後にはすぐ家に帰ることも可能で、普段どおり暮らすことが可能です。効果の実感までには少なくとも5回ほど定期的にキャビテーション治療を受けなければいけないとされており、1週間に1~2回のペースで治療を受けに行くことが推奨されています。